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[ 2008-07 -16 12:35 ]

当初より鉄骨造での高気密&高断熱&高耐久住宅ということでご依頼頂いた。そのほか設備的に床暖房、給水さや配管、サッシュも全部にペアガラス採用というというかなり豪華な仕様。
ただ、揺れないことで安定するRC構造と違い、揺れることで安定する鉄骨造、木造では高気密性がどれぐらいの期間維持できるのかは未知数ということを事前説明させて頂き、ご了承頂いた。

RCであれば「躯体=下地」なので容易に気密性が保たれるが、そうでない木造、鉄骨造の場合、下地材の取り合いをどのように処理すれば良いのか具体的な指針がないのでなかなか苦労した。そしてそれを考えて図面に表現していく作業はなかなか困難だった。さぞかし現場は手間取っただろうと思うが、趣旨を理解して気持ちよく施工に努めてくれた現場管理人、職人の皆様には感謝したい。
工事中の画像はこちらへどうぞ。
(読み込みに少々時間が掛かるのでお気を付け下さい。)
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