建築デザインと日々徒然


by agharta_u_design
カレンダー

2013年 04月 19日 ( 1 )

出雲大社庁舎@島根

b0159567_121804.jpg
設計:菊竹清訓+菊竹清訓建築設計事務所

菊竹清訓氏といえば、黒川紀章氏らとともに建築と都市の新陳代謝、循環更新システムによる建築の創造を図ろうとするメタボリズムを提唱。1970年の日本万国博覧会で「エキスポタワー」、1975年の沖縄国際海洋博覧会で「アクアポリス」、1985年の国際科学技術博覧会でBブロックの会場計画および外国館の設計を担当、2005年日本国際博覧会では総合プロデューサーとして会場計画を担当されていたといえば判り易いかも。

なんで木造建築ばかりの出雲大社の境内にこんなRC打ち放しの建築物が配置されているのか不明だが、周囲の杉木立とは違和感を感じさせない。社と区別する為に敢えてRCが使われたのか・・・? 柱と梁を強調することにより「鳥居」をモチーフにしているのかと思ったが、出雲平野独特の田んぼの“稲掛け”からインスピレーションを得たということらしい。

それにしてもこの時代のモダニズム建築は全体的にはマスとして力強い印象を与えながら、細部では実に緻密なディテールを駆使しているのに感心させられる。またRC壁に矢羽根状の装飾的な紋様を浮き彫りにしており唸らされてしまう。人が多すぎて内部写真は遠慮したが、階段手すりのディテールなぞは更に細かくデザインされているのには感服!m(_ _)m
[PR]
by agharta_u_design | 2013-04-19 12:41 | 建築鑑賞