建築デザインと日々徒然


by agharta_u_design
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貫閲講堂@笠岡

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設計:太田章一(旧笠岡町役場土木技師)

玉島まで出掛けて街並みに感心する前に笠岡にもあるでしょう、ということで思いを馳せると一番に脳裏に浮かんだのがこの貫閲講堂。そりゃ笠岡小学校に併設されている為に、6年間この建物を見続けてきたのだからある意味心象風景となっていてもおかしくない。さすがに小学校敷地内に入って写真撮影するとパトカーを呼ばれそうなので、画像は拾いもの。(^_^;)

子ども心にはこのスケールアウトしたファサードに威容さを感じていたが、今見ると何の変哲もないデザインはスッキリしているといえばスッキリしているが、物足りなさは否めない。特にセンターの二本の柱が個人的には細すぎて物足りない。またシンメトリーな配置も安定感を表現する為には最適な選択なのかもしれないが、これも個人的には実に面白みに欠ける。

とはいえ、これが昭和16年にそれも町役場の土木技師によるものだと思えば感心せざるを得ない。おそらくまだ最新の設計手法や施工技術が行き渡っていなかっただろうと思われる笠岡で、これだけの規模のものを創り上げたというのは称賛に値するのかもしれない。それ故、現在まで改修されながら大事に使い続けられてきているのだろうと想像する。
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by agharta_u_design | 2013-10-16 12:32 | 建築鑑賞