建築デザインと日々徒然


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牡丹酒 深川黄表紙掛取り帖(二)

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山本一力 著、'09年10月15日 発売、講談社 刊

その名の通り「深川黄表紙掛取り帖」の第二弾、前作が小気味よかったのでこれも充分期待できるし、蔵秀と雅乃の恋の行方も気になるところ。何より久し振りに氏の軽妙な文体、絶妙な展開、何より痛快な内容は保証されているようなものだから、読む前からワクワクしてしまう。しかし、新書を手にしたものだから寝転がって読みづらいのが悩みの種。(^_^;)

蔵秀の父親が土佐で旨い辛口の酒と鰹の塩辛を江戸にもって帰り、これを江戸で広めたいという。相談を受けた蔵秀は紀伊国屋文左衛門を通して幕府老中の柳沢吉保に取り次ぎ、それによって柳沢吉保はこれまでの土佐藩に対する見識を改め、紀伊国屋文左衛門と共にその銘酒と塩辛の江戸での販売に手を貸すことになる。仕入の為の土佐への道中にも色々な難問を抱え解決していく。

464ページと厚さは寝転がって読むのにはやはりサイズ的にも重さ的にもなかなか困難だった。(^_^;) しかし、その内容の面白さに読んでいるうちに寝てしまい本の角で鼻を打ち、鼻血で目が覚めるという最悪の事態は避けられた。何より蔵秀と雅乃が夫婦になることになったのは目出度い限り。青春ロード・ムービーを見終えたような爽快感がやはり気持ちいい。
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by agharta_u_design | 2013-04-10 12:00 | Book