建築デザインと日々徒然


by agharta_u_design
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岡山県営うらやす団地

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設計:現代計画研究所+倉森建築設計事務所

不勉強で「現代計画研究所」という設計事務所を知らなかった。調べてみると地域性に密着したニュータウンなどの都市計画や団地から戸建て得意とされている模様。ということは、基本設計をこの組織事務所が手掛け、実施設計を県内事務所が作成するというJVが組まれたわけか。さらにこれが発展してバブルの時代には「クリエイティブ・タウン おかやま」になったのかもしれない。

連続する切り妻の屋根が一定のいリズム感を生んでいるとは思うが、デザインが単調で面白みに欠けると思う。全戸が中庭に向かって開放するようになっているのは住民のコミュニティ活性化の意図が込められているのだろうが、実際は機能しているのかどうか不明。やはりこの辺は数年単位で住民が入れ替わる団地という用途の宿命なのかもしれない。

築後30年近く経過しているせいか老朽化が目立ち、メンテナンスの不行き届きにより建物全体にやつれたような雰囲気を感じるのは私だけではないと思う。それが更に中庭の存在意義を希薄させ、コミュニティの不活化を招くのじゃないかと想像する。少し綺麗にして植栽に手を入れるだけでも見違えると思うのだが、やはりこれも予算不足で後手になっているのだろうと思うと残念。
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by agharta_u_design | 2012-12-20 12:59 | 建築鑑賞