Chaki W-3 ふたたび!
2012年 04月 20日
いつも私にギターを
友人が側裏板がローズ・ウッド合板のW-3を入手したのは以前、書いた通り。その際に初期のW-3は側裏板にハカランダ合板が使われているものがあると知ったら、何を血迷ったかその友人がネットを探しまくってそれを入手してしまった。(笑) その話を聞いた瞬間、正直、呆れてしまった、これは快挙なのか愚挙なのか? まぁ、間違いないのは、これを心置きなく弾かせて頂ける私はラッキーだということか。(^_^;)
やはり予想通り似通った音色ではあるが、ハカランダ合板の物は音が硬質で立ち上がりの速い。ローズウッド合板のものとどちらを選ぶかは、これはもう個人的な趣味だけになると思う。弾き語りをしない私的にはやはりハカランダの方が好みだが、弾き語りをするのであればローズウッドをチョイスするかも。とはいってもピエゾを使ってプリアンプを通したらPAからの出音はどちらもたいして差はないか。(^_^;)
それにしてもこの友人を通して結構な数の中古ギターを触らせて貰ったが、いかにいい加減な楽器屋が多いか思い知らされた。中古で仕入れた楽器をろくに調整も清掃もせずに、ただ右から左へ流して利鞘を稼ぐ楽器屋というのは、もう楽器屋とは呼べないと思う。最低限、愛情を持ってネック、ブリッジ、ナット廻りぐらいは調整して売って欲しいものだわ。質屋や古道具やで買うのと変わらないのであれば楽器屋と名乗るのは止めて欲しい。