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建築デザインと日々徒然


by agharta_u_design
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ウマヅラハギの刺身

ウマヅラハギの刺身_b0159567_11224729.jpg
魚庄@笠岡で調理、購入。

フグ目カワハギ科に属し秋から冬にかけて旬を迎える。体型はカワハギに比べるとやや細長くなり、鰭は緑青色。顔面は長く、目が口よりずうっと後ろのえらぶたの上ぐらいにある為、馬のような顔を連想させることから馬面のカワハギ、略してウマヅラハギの名になった。確か昔は笠岡辺りでは「ツノギ」と言っていたような気がするのだが、これはちと記憶が曖昧。カワハギと比べて味で劣るといわれるが、これはウマヅラハギのとれた場所や鮮度の問題じゃないかと思う。

どういう訳か肝は既に白っぽい旬に近い状態、このままポン酢で食べるか、肝醤油にして刺身を食べるか悩んで赤出汁の具へ。(^_^;) 濃厚な脂とコクなので薬味がネギだけではイマイチだったのは残念。刺身は白身魚特有の上品なあっさりとした味で、山葵醤油よりはポン酢で食べる方が美味しいと思うし、まだ暑いこの時期には食べ易いと思う。煮付けで食べることも多いが、やはり個人的には刺身で食べる方が好き。

ググってみるともともと関東などでは珍しい魚だったらしいが、'70年代後半から突如太平洋側でも日本海側でも増え始め、定置網などで大量に捕れるようになったらしい。それにしても瀬戸内に面した岡山県、その中でも海辺の笠岡に住んでいると色々な小魚を味わえるのは有り難いばかり。それでいてそれほど高価ということもないので、黙っていたら魚庄にいいように押しつけられてしまう。(笑)
by agharta_u_design | 2011-09-03 11:50 | 食物