Martin O-17 (1944)
2011年 03月 29日
有山じゅんじ氏 愛用
Live終了後、有山氏と話し込んだついでに触らせて頂いた。(感涙!) 有山氏も色々なギターを所有されているし弾かれているのだが、私にとっては「有山氏 = O-17」という図式が出来上がってしまっているので、このギターを弾かれているLiveは当たり!(^_^;) 多分、サウス・ツー・サウス時代に上田正樹氏と録音された「ぼちぼちいこか」が脳みそにこびり付いているからかも知れない。このアルバムでカントリー・ブルースに興味を持ったのは間違いない事実で、未だに聴いている。
触らせて頂いた一番最初の印象は、取り敢えず軽い!(^_^;) いわゆるヴィンテージと呼ばれるアコギは乾燥して水分が抜けているので軽いなんて言われることもあるが、そんなレベルじゃ無いぐらいに軽い。そして表板がもうボコボコと言ってもいいぐらいに波打っている、ちょっと有り得ないくらい。しかし、さすがプロが使用する楽器、実にメンテナンスが行き届いており弾き易いのには驚いた。サウンド・システムも含めてリペアーは名高い大阪のウェーバーが担当されているとのこと。
この後、勝手に持ち込んでいた私の'04年製のOO-17と弾き比べながら、ビンテージと新しいギターの音色の違いを丁寧に説明して下さったのは感激。(;´д⊂ 有山氏自身は新しいもののふくよかな音色、ヴィンテージの乾いて抜けた音のどちらも好きなようで、気分によって使い分けているらしい。なるふぉど、と頷くだけが精一杯。それでもギターケースにサインを頂くのは忘れなかった。(。。)☆\バキ