アンナと王様
2010年 11月 08日
'00年2月5日公開 アメリカ映画。主人公のイギリス人家庭教師をジョディ・フォスター、王様を香港人俳優チョウ・ユンファ、監督はアンディ・テナント。
久し振りに普通の洋画でもと陳列棚を眺めて歩いている時に、背表紙を見た途端に「何かが降りてきた」状態になったので内容も確認せずにレンタルを決めた。(笑) 鑑賞を続けているうちに過去、「王様のブランチ」の新作DVDコーナーと紹介されていた映画だと気付く。「何かが降りてきた」様な気がしたのは、妄想であった事実が判明。(。。)☆\バキ 調べてみると過去の作品の単なるリメイクではなく、アンナ・レオノーウェンズの手記を元に映画化された模様。
19世紀初頭、未亡人であるアンナは王家の家庭教師として一人息子と共にタイ王国に招かれる。王家のしきたりに従うことなく、あくまでもイギリス流を貫くアンナを「異文化」として徐々に許容し、惹かれていく国王。最後まで結ばれることはないが、アンナとの心の交流を通して数々の窮地を乗り切ってゆく王。単なる恋愛映画としてだけではなく、スピード感のある戦争映画の側面もあるのかな。どっちつかずの映画とは言わないが、150分近い上映時間に見合う盛りだくさんな内容には違いなし。
最初に「なんでジョディ・フォスターがイギリス人なん?」って引っ掛かってしまうとダメかも。(笑) それぐらい個人的には見始めた時には違和感を感じてしまったが、ストーリーの巧みさ、演技の細やかさがに引き込まれてしまい、すぐにそんなことはどうでもよくなった。(^_^;) さて、気分が良くなったところで次は久々のB級映画でも観てみようか。(。。)☆\バキ