既存不適格建築物調査報告書
2010年 04月 26日
報告書概要決まる
平成14年以前に住宅等の増築に関しては新しいところで平成14年に施行された24時間換気、12年に施行された継手又は仕口の構造方法が不適合に引っ掛かってしまい、増築に関する確認申請が出せない状況になっていた。しかし、昨今、やっと表題の書類を添付することで確認申請が可能になった。
しかし、どういう内容、書式にで提出すれば良いか決まったものの、実際の書式の「雛形」がどこにも存在しないという素晴らしさ。審査機関に確認してもwebで確認して、それに準じた物を作製するようにとの指示のみ。とてもじゃないがそっくりそのままの「雛形」をわざわざ表組みして作る時間は無いので、ベタでそのままワープロ打ちした物を提出してみたらあっさりと通ってしまった。(^_^;)
しかし、書類はまだ良いのだが床下、小屋裏の構造物に異常がないか目視して「写真撮影」というのは参った。床下点検口なんてある家は良いけど無い家は大変。(;´д⊂ 家具をどかせて畳を外して更に床板を外して内部を確認。(;´д⊂ また小屋裏点検口なんて押入の中に設置されているのが当たり前だから、押入の荷物を全部運び出して、それから小屋裏確認。それらが完了したら移動させた物を全て元に戻すという作業まである。きっと審査する方は、TV番組なんかで最新鋭のカメラが床下や小屋裏を撮影しているシーンをイメージして簡単に条項を追加したんだろうな・・・(;´д⊂