山陰ツアー3
2010年 02月 25日
足立美術館
日本庭園が素晴らしい程度の知識しか持たずに出掛けてしまったものだから、この庭園を自由に散策出来るものだと信じて疑わなかった。(^_^;) 結果としてはほとんどを窓ガラス越しに見るのばかりで、2,3カ所程度戸外からの見学も出来た。そりゃ、そうだ、観光バスが何台もやって来るような有名な場所なのだから(これも知らなかった)、何百もの見学者がてんでんバラバラにこの庭園内を歩き回ったら収拾がつかないわな。(^_^;)
なんでも「ジャーナル・オブジャパニーズ・ガーデン」という本で7年連続日本一に選ばれているらしい。
収蔵品に関してもほぼなんの知識も持たずに出掛けたのだが、錚々たる日本画家の作品が所狭しと並べられていて驚く。横山大観をはじめとして竹内栖鳳、橋本関雪、川合玉堂、上村松園ら近代日本画壇の巨匠たちの作品のほか、北大路魯山人、河井寛次郎の陶芸、林義雄、鈴木寿雄らの童画、平櫛田中の木彫なども収蔵しているという凄さ。今回はたまたま横山大観の「12ヶ月」という企画展が行われており、四季折々の作品が飾られていた。2,200円という入館料に最初は腰が引けたがこの質、量なら納得。
現在、新館を建築中。秋頃にはオープン予定とあったので、その頃には是非もう一度出掛けてみたいと思わせてくれるに十分な満足感を与えてくれた。
足立美術館
〒692-0064 島根県安来市古川町320
4~9月 9:00~17:30
10~3月 9:00~17:00
年中無休