建築物の省エネ規制
2009年 01月 22日
97年12月に京都国際会議場で開催された気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3、京都会議)で、先進国及び市場経済移行国の温室効果ガス排出の削減目的を定めた京都議定書が採択された。
これに基づき国土交通省は2,000㎡以上の大規模な建築物に省エネ対策を義務づけ、届け出をさせていたが、私の扱う規模じゃ関係ない話と思っていたら・・・この1月から300~500㎡程度の建築物にも適用するように決まった。あわあわしながら関連事項を調べていたら、順次、戸建て住宅でも指導を開始するとのこと。
戸建て住宅でどの程度まで要求されるかは未定だが、開口部のサッシュがペアガラスや2重サッシュ程度は要求されそうな気がする。西側開口部には熱線吸収ガラス等の使用も含まれるかも知れない。どちらにしても先の「瑕疵担保保険」同様良いことには間違いないが、クライアントの負担が更に重くなるのは必至。
気になる方はお近くの設計事務所へお問い合わせ下さい。