建築デザインと日々徒然


by agharta_u_design
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

貫閲講堂@笠岡

b0159567_123991.jpg
設計:太田章一(旧笠岡町役場土木技師)

玉島まで出掛けて街並みに感心する前に笠岡にもあるでしょう、ということで思いを馳せると一番に脳裏に浮かんだのがこの貫閲講堂。そりゃ笠岡小学校に併設されている為に、6年間この建物を見続けてきたのだからある意味心象風景となっていてもおかしくない。さすがに小学校敷地内に入って写真撮影するとパトカーを呼ばれそうなので、画像は拾いもの。(^_^;)

子ども心にはこのスケールアウトしたファサードに威容さを感じていたが、今見ると何の変哲もないデザインはスッキリしているといえばスッキリしているが、物足りなさは否めない。特にセンターの二本の柱が個人的には細すぎて物足りない。またシンメトリーな配置も安定感を表現する為には最適な選択なのかもしれないが、これも個人的には実に面白みに欠ける。

とはいえ、これが昭和16年にそれも町役場の土木技師によるものだと思えば感心せざるを得ない。おそらくまだ最新の設計手法や施工技術が行き渡っていなかっただろうと思われる笠岡で、これだけの規模のものを創り上げたというのは称賛に値するのかもしれない。それ故、現在まで改修されながら大事に使い続けられてきているのだろうと想像する。
[PR]
# by agharta_u_design | 2013-10-16 12:32 | 建築鑑賞
b0159567_1293238.jpg
岡山ピーチ・ポーク しょうがオニオンソース

不定期営業から閉店となってしまった「さだや」のトンテキを忘れられなくて困っていたら、友人が値段は若干高めになるがほぼ同等のものを食べられるということで紹介してくれた。「さだや」は国道沿いで駐車場も完備していたが、こちらは表町のど真ん中で駐車場も有料のものを利用しなければならないのは少々面倒。まぁ、それでもあのトンテキをもう一度食べられるというのは魅力的。

Blissソースというのが「さだや」とほぼ同じ味でかなりの満足度。むしろそれ以外の「塩ソース」「しょうがオニオンソース」「おろしポン酢」が用意されているのが気になる。そして再訪してオーダーしたのが標題のもの。少し甘目の生姜醤油ベースのソースに細かく刻まれたフライドオニオンがトッピングされている。生姜焼きのタレほどくどくないので結構ボリュームのある肉も難無く食べられてしまうのがいい。また、ライスは大盛りでも充分楽しめる品質というのも有難い。

しかし、最近、スーパーでも「トンテキ用」としてこの肩ロースが普通に売られ出しているのに気付く。試しに購入してウスターソースで適当にソースを作ってみたらこれがなかなかいけるので驚き。また、生姜焼きのタレに微塵切りにしたオニオンを加えてもこれまたなかなかいける。これならわざわざ表町のど真ん中まで行かなくてもいいぐらいのレベルなので最近は少し足が遠のいている。(^_^;)
[PR]
# by agharta_u_design | 2013-10-10 12:32 | 食物

模倣の殺意

b0159567_1132196.jpg
中町 信 著、04年8月13日 発売、東京創元社 刊

全く知らない作家、調べてみたら既に亡くなっていらっしゃる。現在ではほぼ無名に近い作家のようだが、1973年に発表、発売された時には「新人賞殺人事件」というタイトルだったらしい。久しく在庫がなかった模様だが、04年に復刊されたのを機会に再度好評を博している模様。中町氏は妻から「あなたの初期作品はあなたが死んだあとで評価されると思う」と言われたそうだが、まさにその通り。

新進作家 坂井正夫が青酸カリによる服毒死を遂げた。自殺として処理されたが坂井に編集雑務を頼んでいた中田秋子は独自に調査を始める。一方、ルポライターの津久見伸助は、同人誌仲間だった坂井の死を調べを進める内に、坂井がようやくの思いで発表にこぎつけた受賞後第一作がさる有名作家の短編の盗作である疑惑に突き当たる。

読み始めてすぐに軽い違和感を感じる、それはその後も引き続き、終盤に近くなるとこれは作者のプロット・ミスじゃないのかと真剣に思えてしまうほど酷いものになった。しかし、これでもちゃんと出版されている本なのだから間違いはないのだろうと思い込んでラストを迎えると、これこそがトリックだったとは。(笑) まだ読んでいないバンドメンバーに申し訳ないので詳しくは書かないが、これをトリックと呼んで推理小説として成立させていいものかどうかはなはな疑問、まぁ、面白かったのだが。
[PR]
# by agharta_u_design | 2013-10-09 15:06 | Book

玉島阿賀崎

b0159567_12401484.jpg
西爽亭を探して。

ルネスホール@岡山、アイビースクウェアー@倉敷ともども県南で歴史的再生に成功しているという西爽亭、ご近所の玉島にあるのは知っていたが、近いとなかなか出掛けられないのはいつものこと。意を決して出掛けることにしたが、これまたいつものように行けば判るだろうという甘い判断が災いしたのか幸いしたのか。何となく土地勘のある里見川と溜川に挟まれたエリアにあると決めつけていた。

しかし、TVや映画でもお馴染みの通町商店界隈や銀座商店街界隈をいくら車でうろうろしてもそれらしい建物は見付からない。探す所さえ無くなったので意を決して里見川の西側エリア、いわゆる阿賀崎地区に移動して驚いた。里見川から一本入った通りは昔の面影を残した町並みがずらり。しかし、車を止めて散策するには余りにも近所迷惑ということで断念。写真を二枚だけ撮影して後に。

それにしてもこれだけの町並みが残っているというの感動すら覚えるが、ここに住む人はかなりの苦労を強いられているだろうとも思う。後背地に山の崖が控えているところもあるので、災害に巻き込まれないともいえない。保存地区にするにも一部歯抜けになっている場所もあるので難しいだろうし。鞆の町並みと同様で私のような部外者には窺い知れない部分は多いのだろうと想像する。

ちなみに西爽亭、惜しい所までは近づけたのだが、辿り着けなかった。(^_^;)
[PR]
# by agharta_u_design | 2013-10-03 13:05 | 建築四方山話

食事処 栄清丸@笠岡

b0159567_12285216.jpg
8月のおあそび 鶏すき

毎年、8月のおあそびは「鱧」と決まっていたのだが、確かにそれが旬で美味しいのかもしれない。しかし、毎年毎年では飽きてくるのも事実。何か目先の変わったものをと考えていたら、池波正太郎氏はこの時期に好んで「鶏すき」を食べていたらしい、それも八丁味噌ベースの割り下を使ったもの。店主氏と相談した結果、これに決まったのだが、誰も本物を食べたことがないというのが素晴らしい。(^_^;)

鶏肉は備中地鶏とかなんとかいう親鶏をご用意頂けたのだが、昔から硬い鶏肉が苦手な私は雛鳥を。(^_^;) 出汁の中にこんもりと盛られた八丁味噌を溶きながら食べるのだが、これが恐ろしいくらいに美味い! 辛めの八丁味噌に鶏肉、野菜の甘味が乗ってなんとも言えない美味さ。熱々のこれを溶き卵にくぐらせて食べるのも美味いし、そのまま食べるのも美味い。池波正太郎氏はどうやって食べていたのだろうか。

それにしても日本酒がすすんですすんで困った、リハ前は日本酒は二杯までと決めているのだが、ついつい三杯飲んでしまった、これでやっとの思いで抑えたほど。いや、それほどきりきりと冷えた日本酒との相性は抜群。後日、改めて食べに出掛けてしまったほどの大満足。事前に予約しておけばいつでも食べさせて頂けるものだろうから、気になる方は是非ともお店に電話をどうぞ。
[PR]
# by agharta_u_design | 2013-09-30 12:48 | 食物