建築デザインと日々徒然


by agharta_u_design
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筒井 康隆 著、'79年4月20日 発売、集英社文庫 刊

小学校時代にNHKで放映された「時をかける少女」を観て原作本を読んだこと、たまたま定期購読していた「GORO」に「美藝公」が連載されていたことを除けば、初めて読んだのがこの初期ショートショート集。たまたま大学時代のバイト先のボスの本棚に有ったのを借りて読んだのがきっかけで、これ以降、暫くはまって読み続けていた期間があった。

酸素をヘリウムに作り変えることが可能なのかどうかは別として、それが水と化学反応を起こしてアルコールになってしまうという表題作。相変わらずの狂気的なスピード感で描かれており、今、読み直しても圧倒されるばかり。多分、当時、このスピード感にやられてすっかりはまってしまったのじゃないかと思う。それでいてちゃんとヲチを用意しているのだからたまらない。

そして今回、改めて読み直してみて思うに、この作品集には以後の筒井作品のモチーフとなっている物が多い。「底流」で登場するテレパスと一般人のやり取りなどは、いわゆる後の「七瀬三部作」に引き継がれてゆく構図だと思う。勿論、今作品では一般人が逆に悪意を徹底的にテレパスに送りつけるという内容で、この一般人の罵詈雑言のスタイルも以後の作品に引き継がれていると思う。

それにしても30年以上経過して読み直すとほとんど忘れているのはショックかも。(^_^;)
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# by agharta_u_design | 2013-11-05 12:28 | Book

笠岡市議会議会場

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設計者:不明

以前、何かでググっていた時にこの議会場も日本基督教団笠岡教会を設計した浅野富平氏の作品と見掛けた覚えがあるのだが、それをどこで見たのか思い出せない。せめてブックマークだけでもしておけばよかった。近代化遺産リストでは明治32年竣工となっているので時代的にはマッチするのだが、しかしこの議会場が本当にその時代のものかは少し懐疑的。

それとこの議会場と日本基督教団笠岡教会とでは余りにもデザインの傾向が違うのも懐疑的になる、とても同一人物の設計のようには思えない。まぁ、後世において度重なる改修工事が行われてきたのであれば、そういう結果になることは仕方がないのだが。どちらにしてもネットをググる限りはその辺の事情が判る資料を見付けることが出来なかったし、恐らく笠岡市に問い合わせても過去の改修までは判らないだろう。

それにしても笠岡市役所の一角を残して見事に辺り一面区画整理されたものだと感心する。あちこち入り組んだ路地ばかりで、笠岡市役所から駅まで一直線に行けなかったことが嘘のように思えてしまう。勿論、動線が整理されて清潔になった今の再開発は正解だったと思う。だからこそ今後は少なくなってしまった古い街並みが大事にされる時代になって欲しい。
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# by agharta_u_design | 2013-11-01 12:59 | 建築鑑賞

かさおか食堂@笠岡

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営業再開

昼間、500円という値段を超えるボリュームで通りがかりのサラリーマンから近所の方々まで魅了していた「かさおか食堂」が、今度は酒も飲めるお店として夕方の時間帯に営業を移して再開したのはほんの少し前。以前の様な定食はそのままで、串揚げとアルコール類をメニューにプラスして満を持しての再開は実に嬉しい限り。早速出掛けてきたが、以前の様に定食を食べる客と飲み客が入り混じっての大繁盛は予想外。

定食は複数のおかず(300円)から一品をチョイスして、ご飯・味噌汁・小鉢のセット(300円)の組み合わせになり計600円と事実上100円の値上がりだが、以前に比べても割高感は感じない。いや、なにより以前が安すぎた。おかずは以前、ローテーションしていたメニューがフルラインナップで出揃っている感じで目新しさはないが充分の内容。

串揚げがまたとんでもない破格で、野菜類が一律30円、その他が一律50円という凄さ。最低5本以上で注文しなければならないのだが、それでも250円以下という安さ。うずら卵の串揚げは昔から好きなのだが、揚げたて熱々のうずら卵がこれほど美味しいとは驚き。特に口の中を火傷しそうなほどの秋茄子のなんともたまらない美味さにくらくら、思わずお代わりしてしまった。

アルコール類も300~500円ということなので、日本酒二合と串揚げ8本でぽっきりセンベロが可能。ご飯のセットとこの串揚げというのもいいチョイスだと思う。

営業時間:16:00~22:00
定休日:日曜日
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# by agharta_u_design | 2013-10-31 12:29 | 食物

恋愛寫眞

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'03年6月14日公開 日本映画、主演 広末涼子 松田龍平、監督 堤幸彦

広末涼子はデビューした当時からファン、というか好き。ただそれだけだったらこの映画も観ることもなかっただろうが、「あまちゃん」で好演していた松田龍平が相手役というので観てみることに。もうこの時点で映画の内容や広末涼子の演技力には一切期待はしてなく、ただ動く「広末涼子」の美しさと松田龍平が10年前にどんな演技をしていたのかだけが興味の対象。

大学時代、静流のエキセントリックな魅力に惹かれ交際を始めた誠人。彼女はカメラマンを目指す誠人にとって素晴らしい被写体でもあったがやがて静流自身も写真を撮るようになり、いつしかその才能を開花させていった。そんな彼女のセンスに嫉妬し、別れを決意した。大学卒業後、カメラマンとして自立したものの理想と現実のギャップに悩んでいた誠人のもとに、3年前に別れた恋人 里中静流からエアメールが届く。

さすがに堤幸彦監督作品だけあってダダ甘いだけの恋愛映画ではなく、どんでん返しもヲチもしっかり作られており観ているうちに引きずり込まれてしまった。おまけに広末涼子が結構演技も上手なのにも驚かされた。ただ気になるのがタイトル、「恋愛」は新字体なのに「寫眞」が旧字体とされていることのチグハグさ。デジカメがほとんどの時代に敢えて銀版カメラを使用していることへの拘りの現れなのかどうかは不明。

ちなみに劇中で登場する広末涼子の寝顔のポートレイト、まじで欲しいんですけど。(^_^;)
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# by agharta_u_design | 2013-10-29 12:21 | Movie
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以前書いた「玉島阿賀崎」地区に負けない建物はまだまだある。

標題の通りは明治期の商家が連なって残っている場所、知名度はないけど個人的に好きなので以前、撮影に出掛けた覚えがある。しかし、その画像が見付からないので改めて撮影に出掛けてみると・・・げっろぉ~ん! 歯抜けに虫食いでおよそ当時の面影は無し。ほんの数年の間に一体何があったのか? 正直、ショックを隠すことが出来なかった。

しかし、考えてみれば当然、人が住むものとしては余りにも不便だったのだろう。また、この時代で駐車場を確保できないというのは生活が成り立たないというのも納得が行く。また行政としても重文でもなんでもない個人宅の維持修繕の為に補助金を出すという思考回路が無いのも当然納得行く。しかし、こういう古い町並みを再評価するシステムが無いというの残念。

まぁ、こういうことを書いている私だって街並み保存へのアクティヴな活動をしていたわけでもなんでもないので文句を言う資格が無いのは当然判り切っている。せめてまだいくつか残っているであろうと思われる建物ぐらいは画像に残しておきたいと思う。今度はちゃんと紛失しないように整理して置かなければ。(^_^;)
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# by agharta_u_design | 2013-10-28 13:02 | 建築鑑賞