建築デザインと日々徒然


by agharta_u_design
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<   2013年 03月 ( 12 )   > この月の画像一覧

豊島美術館@香川

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設計:西沢立衛

内藤礼氏による「母型」という床面を滴る水滴の作品が展示されているだけの美術館で、外形は水滴をモチーフにした流動的なアールで構成され、大きく穿たれた円形の開口部から時刻の移り変わり、四季の流れを内部に取り込む構造となっている。瀬戸内国際芸術祭が開催中であった2010年10月17日に開館、作品を愉しむためにはこの期間は絶対に避けるべき。

入館前に下らないレクチャーを受けなきゃならないのは激しく興冷め、基本的にこういう作品は自分が空間を体感することが重要。と言いつつも床面の至る所で水滴が離合集散しているので要注意。展示されている水滴も抽象的で意味不明ならそれを内包する空間も抽象的で意味不明。それでもその空間はコンクリートという無機質で作られているにかかわらずどこまでも優しく有機的な存在感を秘めているのには思わず涙が出た。

それにしても一体どうやって型枠を組んだのか想像がつかなかったが、新建築2011年1月号 WEB連動企画で明らかとなり驚いた。型枠を組むのではなく盛られた土の上に配筋してコンクリートを打設するとは!これもまさにコロンブスの卵。まぁ、その御蔭でコンクリートの打ち上がりはお世辞にも褒められたものではないが、それを超えた存在感を内包しているのには間違い無し。
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by agharta_u_design | 2013-03-27 13:26 | 建築鑑賞
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左から:オペラ・キャフェ、ガトー・フランボワーズ、フロマー・ジュ・フレ

建築士事務所協会に所要があって出掛けるので、帰りにはここでスイーツを購入しようと強く決意を固めて出掛けたし、車を停めるべき駐車場をも最短距離のものをインプットしいた。しかし、出鼻は見事に挫かれた・・・_| ̄|○ 予定していた広い駐車場はいつの間にか廃業しているし、建築士事務所協会に提出した書類も訂正と追加の嵐。まぁ、こちらは後日、郵送でOKだったのは救いだった。

それにしてもパティスリーに出掛けると本当に目移りしてしょうがない、そして食べ切れないのは判っていてもついつい4個程度購入してしまい後悔する羽目に。今回は何があっても3個までしか購入しないと決意をしていたのだが、それでも数々の綺麗なデザインのスイーツを見るとムラムラしてしまう。(笑) そこをぐっと抑えて、コーヒーとチョコレートの濃厚な味わいのオペラ・キャフェ、木苺の蒸留酒がほどよく効かされたガトー・フランボワーズ、口どけの良いレアチーズケーキのフロマー・ジュ・フレで我慢。

久し振りに出掛けたせいか、上代が少し値上がりしているのかな? まぁ、お値段据え置きで材料費をケチられるよりは値上げしてくれる方が有難いのだけれど。今度はゆっくり出掛けてイート・インでコーヒーを飲みながらミルフィーユなんて食べてみたい。そういや駅前のニニキネにも長いこと出掛けてないので訪問してみたいが、あそここそ駐車場をチェックしておかないと大変そう。
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by agharta_u_design | 2013-03-26 12:22 | スイーツ

麒麟の翼

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2012年1月28日公開、日本映画、主役 阿部寛、監督 土井裕泰

以前、TVで放送された「新参者」の続編にあたるそうだが、それは観ていない。。。_| ̄|○ まぁ、それでも東野圭吾作品であれば楽しめることは間違い無しと踏んで録画。正直、CMがうざいので絶対リアルタイムでは観ないことにしている。連ドラだとCMだけじゃなく毎週「続き」が気になりながら過ごすのが嫌なので、放送終了後に一気に観る。えぇ、お陰で世間様と話題が合わないのは諦めている。(^_^;)

日本橋の欄干に胸をナイフでさされた男がもたれかかっているのを巡査が目撃する。男は死にかけた状態でここまで歩いてきて、力つきたようだ。その後、男は病院で死亡してしまう。警察の事件の捜査が始まるが、事件直後に若い不審な男が現場から逃走中にトラックにはねられ、昏睡状態に陥っていることが分かった。被害者とのある関係が浮上したことから、警察は不審な男を犯人と断定し裏付け捜査を進めてしまう。一方、被害者が部長を務めていた会社で「労災隠し」が発覚し、その責任が被害者にあることが公になる。このことで被害者家族は一転して世間・学校からのバッシングにさらされてしまう。

東野圭吾作品らしく最初の事件には過去の事件等が幾重にも織り込まれており、気を抜くとストリーが追えなくなりそうなほど複雑、それ故、ストーリーの展開にドキドキハラハラさせられるのだが。さすがに出版不況と言われている中で、ベストセラー作家として頑張られているだけのことはある。それにしても本で儲けて、TVドラマ化で儲けて、映画で儲ける。勿論、才能があればこそなんだろうが、いや、羨ましい。(^_^;)
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by agharta_u_design | 2013-03-25 11:39 | Movie
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設計:有限会社SANAA事務所

今回の直島弾丸ツアーのメイン、取り敢えず春の瀬戸内国際芸術祭が開催される前に出掛けておかないと芋の子洗い状態になるのは必至。この空気のように軽やかなデザインには芋の子洗い状態は似合わないし、見たくもない。それとどのようにして構造が成立しているのかを確認するのにも人混みは邪魔。写真を観ただけではその構造を容易に想像つかないので、やはりここは自分の目で現認が一番。

それにしても現実のものを目の当たりにするとやはりその「軽さ」に惚れ惚れする。極端にまで構造を絞って細い部材を多用することで成立しているのが真近で見るとよく理解できる。RC造のトイレや交番は別として、メインのターミナルホールなんて建築物じゃなくて間仕切り壁的な発想で構築されているのだろうと想像する。この辺りの発想の仕方もまさに「コロンブスの卵」で、素晴らしいとしか言葉がない。

今のところこの妹島和世氏と西沢立衛氏のSANAAの作品は身近な所ではここ直島にしか無いが、2015年には岡大医学部鹿田キャンパスに市民開放型ホールが完成する模様。さすがにあと2年は待ち切れないので「金沢21世紀美術館」にでも出掛けるのが懸命か、いや、本当に ローザンヌ連邦工科大学ラーニングセンターやルーブル・ランスがお好きなのだけど、それは少し無理。(;´д⊂
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by agharta_u_design | 2013-03-19 12:40 | 建築鑑賞
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西瓜の奈良漬

西瓜の奈良漬は、摘果された西瓜の小さいものを利用して作られるものなのに、なんでこの時期に売られているのか不明。奥津の道の駅で購入したから、鳥取で栽培されたものが加工されているはず。パッケージは内容を確認せずに廃棄したので詳細は不明。(^_^;) 一度、お多津で食べさせて頂いた切リで、今回が二回目。
基本的には味も食感も「奈良漬」、それでもとぉ~くの方に西瓜の皮独特の爽やかさを感じることが出来る。これで酒を飲むというよりは、煎茶でのお茶漬けのともにするとぴったりきそう。あっ、天茶の箸休めになんて最高にぴったりくるな。こりゃ是非とももう一度入手して栄清丸に持ち込む価値はある。

タラの芽と蕗の薹のかき揚げ

ちょっとしょぼい感じのタラの芽だったので、蕗の薹と併せてかき揚げにしてみる。しょぼさが逆に揚げたてのサクサク感を強調してくれてこれはあり。まぁ、早春を告げる春野菜らしいほろ苦さがなんとも言えず美味しい。肉を食べるよりこういうものを食べている方に幸せを感じるようになっては人間、おしまいかも。もう少し動物系の肉も食べるように心がけようか。(^_^;)

さて、そろそろ子持ちハゼと浅利、蝦蛄が美味しい時期、さて、魚庄に頑張っていただこうか。(^_^)
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by agharta_u_design | 2013-03-15 12:08 | 食物
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孫崎 享 著、'12年9月24日発売、小学館 刊

TVでもお馴染みの元外務省高級官僚で、現在では筑波大学にて国際総合学類の講師を非常勤で務めている。親米派の多い外務省には珍しく対米独立路線を主張されており、アメリカからの要求は日本の国益にかなう部分のみ協調すればよいというもの。う~ん、この方自身がアメリカから潰されないのかと気になるが、政治家じゃないから大丈夫なのだろうか。

松本清張の「日本の黒い霧」以降、戦後の日本はいかにGHQからの意向、サンフランシスコ講和条約以降は直接アメリカの意向を受けて方針が決められているのには驚いた。そしてアメリカにとって邪魔になる対米独立派の政治家はアメリカの意向により尽く表舞台から消し去られたというのが本書のあらすじ。田中角栄、鳩山由紀夫や小沢一郎が対米独立派というのは誰もが感じるところだが、岸信介、佐藤栄までが対米独立派だったとい主張はちょっとどうなんだろうか。

それにしてもこの手の本は作者が「作家」じゃないので、やはり文章が余り上手じゃないのが個人的には残念。この辺りは松本清張氏の「日本の黒い霧」と比較すれば一目瞭然。まぁ、この手の本は文章力どうこうじゃなくてその内容こそが重要なのであることは勿論理解しているが。それでも外務省国際情報局局長まで務め上げている氏の語る内容は実に興味深かった。
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by agharta_u_design | 2013-03-14 13:28 | Book
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設計:安藤忠雄+安藤忠雄建築研究所

正直、李禹煥(リー・ウーファン)氏の事はなんの予備知識もないまま出掛けた。まぁ、この手の現代アートは妙な予備知識を持って観るよりは、ファースト・インプレッションでの好きか嫌いかが一番重要だと思っている。とはいえ、後で経歴をググってみると余りにも高名な方だそうで・・・失礼しました。m(_ _)m それなりの予備知識を持って観ればまた違った見方が出来たのかもしれない。

なんでも李氏が提案したのは洞窟のような美術館で半開きの空が見え、胎内へ回帰するような、お墓の中へ入っていくような空間。これに対し安藤氏は李氏が着想した3つの箱型の展示空間を屋根を持たない三角形の広場でつなぐプランで対応したそう。そしてそれが瀬戸内を見下ろす谷あいに半地下の形で実現された、見下ろす眺望もまた現代アートという訳か。

半地下形式というのは知っていたのだが、まさか目に見えるのが高さ6M、長さ50MのRC壁だけとは・・・最初はただの擁壁だと思って通りすぎてしまった。(^_^;) 散々迷っての戻り道でやっとこれが目指していた美術館だと気づき笑ってしまった。駐車場も舗装されて無ければ案内看板も無いのだから車だと行き過ぎてしまう。まぁ、車なんてものは乗らずにレンタル・サイクルでゆっくり、じっくり島内巡りをするのが趣旨なのかもしれない。
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by agharta_u_design | 2013-03-12 12:25 | 建築鑑賞

おまち堂@岡山

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バナナミルク

毎度、お馴染みのものばかり食べていてはブログを書くのも飽きてくるので、かなり勇気を出してバナナミルクにチャレンジしてみた。大体、バナナ自体が嫌いじゃないけど好きでもない上、前回、いつ食べたのか思い出せないぐらい昔の話。そんな人間が食べるものじゃないということだけははっきりした。
まず、歯触りのゆるいねっとりとしたバナナの食感、酸味の欠片もないダダ甘さを更に倍増させる練乳、ひとくち食べた瞬間にカラータイマーが点滅するほど好みとかけ離れている。それでもバナナを食べなければそこそこいけるかもと氷だけを口に運んでみるが、シロップと練乳のコラボレーションはなかなか強力な甘さを演出しており敢え無くノック・ダウン。カフェラテ以来の惨敗にがっくし。

フルーツトマトジュース

昨年、初夏以来のオーダー。取り敢えずバナナミルクから立ち直るには、これぐらいあっさりとしていながら味の主張だけは強いものをチョイスしないと無理。ほんの少し青臭さが残るけど、これがトマトらしいといえばトマトらしい所以、ほんのりとした甘みと酸味で口の中が洗われていくのが判る。いや、いいリカバリーが出来たものだ。これから暑くなるに連れて美味しさも増すような気がする。

季節も3月に入るとさすがに道行く人々の視線が余り気にならなくなる。この時期までだとかき氷も食べ終わるまで溶けること無いのが有難いがメニュー数が少ないのが玉に瑕。しかし、これからは暑くなるに連れて季節限定メニューが登場するの今から楽しみ。
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by agharta_u_design | 2013-03-11 12:23 | スイーツ

Apple Wireless Keyboard

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iPad3と接続して使用してみる

iPad3を購入したはいいが、予想外の重さ、大きさの為に、Bluetoothのキーボードと一体型になったケースを利用してNetbook的な使用をしていた。しかし、これではさすがにキーが小さすぎて入力し辛い、おまけにタッチした時の感触がグニュグニュして非常に不愉快。他のキーボードを試したことはないが、この不快感は免れないと思い、このままiPad3は陽を見ないまま終わるのかと思っていた。

ある時、iMacのキーボードをBluetooth経由でiPad3と接続してやればどうか? このキーボードは小さいといっても15インチのノートPCのキーボード部分並のサイズ、キー・トップも大きいし、キー・タッチの感触もなかなかいい。iMacのBluetoothを解除してiPad3 に接続を試みるもなかなか認識してくれない。複数回電源を切り入りしているうちに見事に認識。以後はスムーズに認識してくれるように。(^_^)

実際にとあるシンポジウムにこれを持ち込んで使ってみた。正直、この組み合わせは実に軽くて持ち歩きに充分応えてくれる。使い勝手はノートPCの様にディスプレイを開ければ即使えるという訳ではなくセット・アップには少々手間取るが、立ち上がりの速さはさすがに秀逸。そして何より4.5時間という長丁場で使用してもバッテリー残量はまだまだ45%という素晴らしさ!そしてシンポジウムを聞きながらEvernoteでレポートを作成したが入力作業はストレス無し。

以後、出掛ける際にはこの組み合わせに決まり。(^_^)
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by agharta_u_design | 2013-03-09 11:43 | 雑談
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日本建築学会中国支部研究発表会:伊東豊雄(基調講演)、パネリスト 浜野安宏、寺谷誠一郎、小嶋光信、徳田恭子

伊東豊雄氏の講演は20年ぐらい前に聴いたことがある。丁度、バブルの末期頃、名建築といわれる建築物が次々と取り壊されて派手なバブル建築に生まれ変わっていた、氏がそういう状況を受けて「消費の海」という論文を発表された直後ぐらいだと思う。そして今度は311の復興に積極的に関わってこられた氏が「あの日からの建築」というお題で公演されるのなら聞き逃すわけにはいかない。

基調講演の話のつかみとして海外国内等の自作の説明を始めたのかと思っていたら、結局、最後まで自作の紹介で終わってしまったのはどうよ。(^_^;) まぁ、最後辺りで一連の「みんなの家」シリーズや釜石市災害復興公営住宅案に触れてくれたのがせめてもの救い。また、日本の民家の様に「自然に開かれた環境」の話もいいが、反面、自然は突如として人間に襲いかかる事もあり、復興に関わってきた建築家として建築はそれとどう向き合うのかという話も聞きたかった。

パネルディスカッションはパネラーが最初に自己紹介も兼ねて一人が20分も喋りっぱなしで、肝心のディスカッションは時間が押して各人がひと通り質問に答えて終わりというのはどういうもんだろ。各人の火花の散るような議論を期待していただけにこちらも少々物足りなかった。それでも浜野安宏氏のはったりの効いた話、智頭町長でJCOBでもある寺谷誠一郎氏の話は面白く参考になった。
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by agharta_u_design | 2013-03-05 12:32 | 建築四方山話