
秋篠寺(あきしのでら)は、奈良県奈良市秋篠町にある勅願寺。
秋篠寺の草創は宝亀7年(776年)頃とされ、光仁天皇の勅願とか秋篠氏の氏寺であったと言われており、未だに詳細ははっきりしない。また、勅願寺とは時の天皇・上皇の発願により、国家鎮護・皇室繁栄などを祈願して創建された祈願寺のことで寺格の一つ。拝観入口は東門になっているが、本来の正門は南門である。南門と本堂の間には雑木林の中に金堂、東西両塔の跡があり、それぞれ礎石が残っている。
秋篠寺という名前を初めて耳にするのは、月並みだが平成2年の礼宮様ご結婚式の際、天皇陛下が歴史ある皇室ゆかりの地名に因んで「秋篠宮」の宮号を選ばれたのが最初。当然、TVのニュース、ワイドショーなぞがこぞって秋篠寺を取り上げていたが、映し出される自社建築にはさっぱり興味が持てなかった。それより「秋篠」という語感になにやら雅で涼やかな雰囲気を感じてはいた。
所用で友人達と奈良の街中をウロウロしている時に、偶然、この秋篠寺に出会ってしまった。クソ暑い夏の盛りなので車から出る気はなかったのだが、清廉な
門構えにやられて拝観することに。いざ中に入ってしまうと国宝となる
本堂や数々の重要文化財より、余りにも静謐な空間に暑さも忘れそうになるほどやられてしまった。それが証拠に手元に残っている画像の中には国宝、重要文化財のものは一枚も無し。是非もう一度訪れたい、いや、今度はちゃんと他の物も見学するつもり。(^_^;)
秋篠寺HP