建築デザインと日々徒然


by agharta_u_design
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カテゴリ:建築鑑賞( 154 )

尾道散策

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数年振りの尾道

仕事絡みで市役所とか労基署には出掛けたことはあるけど、こうやってゆっくり散策するのは数年振り。高校時代の一時期は尾道東高の友人達とバンドを組んでいたので、毎週のように出掛けていたが、やはりその当時とは明らかに変わっている。再開発された駅前は驚くばかりだが、好きだった海岸沿いの通りもえらく雰囲気が変わっている。

当時はまだ漁港らしい荒々しさが残っていたが、今はすっかり洗練されて垢抜けた通りになっている。志賀直哉や林芙美子から大林宣彦監督の尾道三部作辺りですっかり観光地化したのかもしれない。新しく建て直されて綺麗になった建物もあれば、古い建物がリノベーションされて残っていたりとなかなかの多様さ。懐かしい神社なんかは残されており少し思い出に浸ったりと。(^_^;)

ということでリノヴェーションされている二軒のお店へ出掛けたのだが、土曜日の夜ということもありどちらも予約で満員御礼。インテリアもかなり素敵にされていたので何枚か撮影したかったが諦めるより無し。その他のお店も既に店内に客が溢れており、今回は海岸通で飲むのは断念。それにしても尾道の夜がこれほど賑わっているというのは予想外。笠岡もこんな風になればと少し羨ましかった。
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by agharta_u_design | 2013-11-07 13:03 | 建築鑑賞

笠岡市議会議会場

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設計者:不明

以前、何かでググっていた時にこの議会場も日本基督教団笠岡教会を設計した浅野富平氏の作品と見掛けた覚えがあるのだが、それをどこで見たのか思い出せない。せめてブックマークだけでもしておけばよかった。近代化遺産リストでは明治32年竣工となっているので時代的にはマッチするのだが、しかしこの議会場が本当にその時代のものかは少し懐疑的。

それとこの議会場と日本基督教団笠岡教会とでは余りにもデザインの傾向が違うのも懐疑的になる、とても同一人物の設計のようには思えない。まぁ、後世において度重なる改修工事が行われてきたのであれば、そういう結果になることは仕方がないのだが。どちらにしてもネットをググる限りはその辺の事情が判る資料を見付けることが出来なかったし、恐らく笠岡市に問い合わせても過去の改修までは判らないだろう。

それにしても笠岡市役所の一角を残して見事に辺り一面区画整理されたものだと感心する。あちこち入り組んだ路地ばかりで、笠岡市役所から駅まで一直線に行けなかったことが嘘のように思えてしまう。勿論、動線が整理されて清潔になった今の再開発は正解だったと思う。だからこそ今後は少なくなってしまった古い街並みが大事にされる時代になって欲しい。
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by agharta_u_design | 2013-11-01 12:59 | 建築鑑賞
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以前書いた「玉島阿賀崎」地区に負けない建物はまだまだある。

標題の通りは明治期の商家が連なって残っている場所、知名度はないけど個人的に好きなので以前、撮影に出掛けた覚えがある。しかし、その画像が見付からないので改めて撮影に出掛けてみると・・・げっろぉ~ん! 歯抜けに虫食いでおよそ当時の面影は無し。ほんの数年の間に一体何があったのか? 正直、ショックを隠すことが出来なかった。

しかし、考えてみれば当然、人が住むものとしては余りにも不便だったのだろう。また、この時代で駐車場を確保できないというのは生活が成り立たないというのも納得が行く。また行政としても重文でもなんでもない個人宅の維持修繕の為に補助金を出すという思考回路が無いのも当然納得行く。しかし、こういう古い町並みを再評価するシステムが無いというの残念。

まぁ、こういうことを書いている私だって街並み保存へのアクティヴな活動をしていたわけでもなんでもないので文句を言う資格が無いのは当然判り切っている。せめてまだいくつか残っているであろうと思われる建物ぐらいは画像に残しておきたいと思う。今度はちゃんと紛失しないように整理して置かなければ。(^_^;)
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by agharta_u_design | 2013-10-28 13:02 | 建築鑑賞

貫閲講堂@笠岡

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設計:太田章一(旧笠岡町役場土木技師)

玉島まで出掛けて街並みに感心する前に笠岡にもあるでしょう、ということで思いを馳せると一番に脳裏に浮かんだのがこの貫閲講堂。そりゃ笠岡小学校に併設されている為に、6年間この建物を見続けてきたのだからある意味心象風景となっていてもおかしくない。さすがに小学校敷地内に入って写真撮影するとパトカーを呼ばれそうなので、画像は拾いもの。(^_^;)

子ども心にはこのスケールアウトしたファサードに威容さを感じていたが、今見ると何の変哲もないデザインはスッキリしているといえばスッキリしているが、物足りなさは否めない。特にセンターの二本の柱が個人的には細すぎて物足りない。またシンメトリーな配置も安定感を表現する為には最適な選択なのかもしれないが、これも個人的には実に面白みに欠ける。

とはいえ、これが昭和16年にそれも町役場の土木技師によるものだと思えば感心せざるを得ない。おそらくまだ最新の設計手法や施工技術が行き渡っていなかっただろうと思われる笠岡で、これだけの規模のものを創り上げたというのは称賛に値するのかもしれない。それ故、現在まで改修されながら大事に使い続けられてきているのだろうと想像する。
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by agharta_u_design | 2013-10-16 12:32 | 建築鑑賞

玉島市民交流センター

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設計:倉敷市役所+?

玉島公民館、玉島武道館、テニス場等の複合施設として計画されたもの。最初に完成したのが玉島公民館で遅れて武道館が完成している。ちょくちょくこの前は通っていたのだが、公園やテニス場がいつ整備されたのか思い出せない。それほど玉島公民館単体では私の興味を惹かなかった。それでも二棟並んでみるとそれなりに見応えがあるので寄ってみた。

パッと見て目に付くのがコンサートホールのホワイエ部分にあたる円錐のカーテンウォール、きっとこのアールを強く意識したレイアウトが行われているものと期待したが、アールはここのみ。ということで、アールである必然性は何もなかったということか。この建物自体のメインのホワイエを探してみたのだが、中央の階段スペースがそれに当たるようで少し残念。

何となく今風のデザインじゃないのが気になっていたが、平成21年の時点で基本図面やパース等まで出来上がっていたので、実際の設計ははるかそれ以前となるので仕方ないことか。まぁ、それでも公民館も武道館も人が溢れていたのは素晴らしい。特に玉島の発展の歴史が資料館としてまとめられているのはなかなか見応えがあった。
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by agharta_u_design | 2013-09-24 13:08 | 建築鑑賞

岡山西ふれあいセンター

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設計:不明

通りがかりにちらりと見えた連続する直方体の棟が格好良さそうに見えたので寄ってみた。シンメトリーに正面に配されている階段室も張り出しが強くて個人的にはこういう手法は非常に好み。ただコンクリートの厚みが薄くて貧相に見えるのが残念。壁全体を厚くするとコストにも跳ね返るだろうけど、見え掛かりの部分だけで厚くしてやれば印象はもっと良くなる、かも知れない。(^_^;)

「ふれいあセンター」というものがどういうものか良く知らなかったのだが、どうやら地域の方々のコミュニティーを推進するための施設の模様。色々なセミナーが開催されているようだし、開放されているロビーでは子どもたちが勉強をしていたり、大人たちが新聞を読んだりしていた。こういうふうに地域の方々が活用されている公共施設というのは存在意義を認めざる得ない。

ということで、対極にある公共施設といえば今はなき「クリエイティブ・タウン・おかやま(CTO)」。(笑) まぁ、国内一線で活躍する建築家の作品だから確かに格好いいし、無駄も多い。(^_^;) おまけに維持費が賄えないので放置プレイされて薄汚れているのがなんとも悲しい限り。倉敷市営住宅群はそんな中でも良く管理されていて綺麗なのは感心する。あら、話がずれた、まっ、いいか。
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by agharta_u_design | 2013-07-23 12:54 | 建築鑑賞

大社消防署@島根

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設計:不明

大社文化プレイスの真横にあるので伊東豊雄氏の設計にも見えてしまうのだが、消防庁舎ならともかくただの駐車場を設計することはなかろうと思いつつも、大社文化プレイスの設計のついでにスタッフの誰かが片手間で仕上げたのではないかとも思えてしまう。それほど斬新なわけではないのだが、わざわざコストの上がるアールを使っているのが気になる所。

官公庁の仕事をしたことが有る方ならすぐに判ると思うが、地元の設計事務所に発注するような物件は概ね予算が無くてちょっとした空間の遊びどころか、こんなに大きくアールを使ったレイアウトは中々出来ない。そのくせ詳細図だけは山ほど要求される。以前、ALCの取り付け方法まで描かされたことがあるが、こうなると詳細図というよりは施工図。(笑) そういう意味でこの建物の水切りの収まりが綺麗じゃないのもひょっとしてと思わされた所以。

まぁ、大社文化プレイスに合わせたデザインということで発注すれば地元事務所でもこの程度は出来るだろうということか。う~ん、しかし、同じ立場に立たされたらそんな仕事はあまりしたくないかも。大社文化プレイスに張り合えるようなデザインをと言われれば頑張れるかもしれないけど。まぁ、頑張っても伊東豊雄氏には敵わないんだけど。(^_^;)
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by agharta_u_design | 2013-07-11 12:03 | 建築鑑賞

朝日新聞岡山支局

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設計:安藤忠雄+安藤忠雄建築研究所

既に完成してから随分経つのだが、正式な竣工日などが記載されているものを見つけられなかった。安藤氏の作品群の一覧からも漏れていたりする。これは意図的なのか?(^_^;) 一目見ると安藤作品だと判るのだが、それでも見かけ上のコンクリート部分とガラス部分のバランスにちぐはぐさを感じてしまう。それと屋上部分の片持ちスラブも中途半端に見えて仕方ない。

さすがに内部には入ることが出来なかったが、内容的には1階部分が駐車場、2階がオフィス、3階がギャラリーになっているそう。多分、見た目の中途半端さからすると内部空間もさほど大したことは無さそうな気がする。(。。)☆\バキ 裏手にあたる西側のデザインも表面と同じという辺りにもなんか中途半端さを否めない。

しかし、ここまで違和感を感じてしまうとこれが本当に安藤作品なのかという疑問を持ってしまう。ある時期の安藤氏の「記号」を上手に組み合わせただけで、実は赤の他人が設計しているのではないかと。(。。)☆\バキ とはいえ、何処を見ても安藤作品とされているのだから間違いないのだろう。まぁ、安藤作品とはいえ全てが好きなわけではないのでこういう感想を持ってしまうのだろう。
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by agharta_u_design | 2013-06-29 12:02 | 建築鑑賞
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設計:安藤忠雄+安藤忠雄建築研究所

久し振りに県内に出来た安藤作品、おかやま信用金庫 内山下支店ということなので気楽に内部も見学出来るのだろうとたかを括って出掛けたが、表まで出掛けてみると何やら雰囲気がおかしい。確かに「支店」と書かれているのだが、明らかに利用客がいない。確かにATMも窓口カウンターも確認出来るのだが、エントランス正面には案内カウンターが有って非常に入りづらい雰囲気が満々。

外で眺めていてもしょうがないので、勇気を振り絞って案内カウンターの女性に訪問意図を告げるとあっさり受け入れられた。どうやら私の様な客は多いみたいで対応もすっかり板についており、店内を付きっ切りで案内して頂けた。おまけに帰りにはパンフレットまで頂いてしまい恐縮しきり。いっそ口座開設の勧誘ぐらい受けた方が気分的には落ち着くかも。(。。)☆\バキ

最近の安藤作品としてはかなり小規模なものなので内容的にはどうなのかと思っていたが、銀行としての窓口業務は最小限に止め、あとは会議等のコミュニティスペースに割かれているので比較的自由な作りとなっていたのは印象的。また小規模故か全体的にライティングを意識したデザインがされている。どちらにしても小規模ながら最近の安藤作品のエッセンスが詰め込まれているのは間違い無し。
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by agharta_u_design | 2013-06-16 12:56 | 建築鑑賞

和鋼博物館@島根

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設計:宮脇 檀+宮脇檀建築研究室

宮脇 檀氏といえば大学時代にその知的な文章、RC造と木造の架構を用いた小粋な住宅作品のファンだったが、結局、現在までその作品に実際に接する機会が無かった。まぁ、個人住宅なんて見学させて下さい、って言って見学させてもらえるものでもないのだからしょうがない。それでも晩年近くには兵庫県豊岡市出石町に公共施設を多数手掛けているのでいずれで掛けてみたい。

古来、奥出雲で「たたら」という製鉄法によって鉄を生産し、それを安来港より各地に積み出しをしていた。1946年に日立製作所安来工場付属の「和鋼記念館」として開館、その後、日立金属が運営を引き継ぎ、1993年には安来市に移管されて「安来市立和鋼博物館」と改称された経緯を持つ。和鉄・和鋼に関する展示物としては国内最大の規模を誇るらしい。

選りに選って休館日に出掛けてしまったので内部の見学はかなわなかった。それでも外観だけで言わせてもらえば、正直、好みのデザインじゃない。言い換えればこのデザインをどう理解すればいいのか判らない。取って付けたような円筒形の建物、無理にL型に折られた本館、色の対比も好みじゃない。まぁ、だからといってこれを超える設計能力が私に有るわけではないのだが。(^_^;)
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by agharta_u_design | 2013-06-11 12:10 | 建築鑑賞