建築デザインと日々徒然


by agharta_u_design
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カテゴリ:Y様工場増築工事( 47 )

整地

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砕石敷き完了

将来的に2tダンプ程度が出入りしても構わないようにということで、少し割高になってしまうのだが砕石敷きとすることにした。まぁ、ふとんかごを施工する際に2tダンプを通れるようにしなければならなかったのが一番の理由だが、ご理解を頂けたクライアント様には感謝致します。そのお陰でカブトムシの繁殖地を失ってしまうハメになったのは残念だが。(。。)☆\バキ

ということで、補修工事もこれにて無事に終了。まぁ、土木工事が中心だったので、建築設計の私の出る幕はほとんどないのだが、それでも全ての工事の管理者という立場上お付き合いさせて頂けたことは幸い。ふとんかごも完成している物を見かけることはあっても、実際に施工している段階のものを間近に見る機会というのは無いのでいい勉強をさせて頂けたと思っている。

さて、これからが台風本番、このふとんかご等の威力が発揮される。楽しみというと語弊はあるが、ちゃんと機能して環境を維持してくれると思うと心強い。以前は法面から小川のように流れ出ていた水もふとんかごを介して側溝へ排出される・・・はず。(^_^;) いやいや、それは施工中に降った雨で確認しているので間違い無し。
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by agharta_u_design | 2011-08-31 12:42 | Y様工場増築工事

補修工事

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ドイツ製高速断熱シャッター

建物全体の断熱性能を向上させても肝心の開口部の断熱性能が低いと意味がない、特に開口部が広いこういうシャッターの場合だと特に顕著。また、開閉に時間が掛かるようじゃ内部への外気流入が多くなり、元の状態に回復するのに時間が掛かる。という理由で国内でもまだ数例しか実績のないドイツ製高速断熱シャッターを導入することに。勿論、お高い。(^_^;)

施工を完了した当時はまだ冬だったのでその効果も余り実感出来なかったが、さすがにこの時期になるとその断熱効果を実感出来る。晴れた夕方前の西日が直射する時期にはシャッターの外部表面温度は70度まで上昇するのに対して、内部表面温度は室温と同じ24度。余りにも素晴らしい断熱効果のせいか外部表面のアルミ材が湾曲してしまい、開閉に支障をきたすほどに。(;´д⊂

メーカーを呼んで調査させてもこういう事態は前例がないらしく対処法も無く、ドイツ本国へ報告してもいつその回答が帰って来るか不明だと。取り敢えず応急措置だけして開閉には不自由ないようにして貰ったが、問題が根本的に解決している訳ではなし。クライアント様が以前、北欧での生活が長かった為か、ドイツのメーカーの対応の遅さを鷹揚に構えて頂けているのに感謝しきり。m(_ _)m
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by agharta_u_design | 2011-08-12 12:34 | Y様工場増築工事

耐震補強

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耐震補強とは言っても空調の話。(^_^;)

空調機は建築本体の構造部材から吊っていたのだが、どうしてもそれだけでは地震等の際に揺れて最悪落下してしまう危険性も考えられる。まぁ、それより揺れることにより他の設備まで破損するのも困る。ということで、耐震補強というほど大げさな物じゃないが、筋違等の振れ止めを追加して、全てのナットを二重ナットにやり直すことに。まぁ、問題になる空調機は3台だから工事も楽勝。(^_^;)

ローリング・タワーなんてものを組み上げての施工だと結構手間暇掛かりそうなのだが、今回はクライアント様が所有する自走式の電動高所作業車があるので比較的楽に。微妙な高さまで設定出来るので無理な姿勢を強いられることもないし、空調機自体を高所作業車で下支えするようにすれば空調機自体を取ったり外したりしなくても済む。

既に出来上がっている物に対しての補強なので、図面はいたって簡単。あとは実際に現場で寸法を確認しながらそれに合わせて金物の加工、施工をしていく。こうなると私なんてのは居ても居なくてもえらく変わらない。(笑) まぁ、使用する金物が正確な物かどうかを確認する程度で、あとは実際に施工して頂く設備工事の方にお任せするのみ。あっ、それと事故がないように祈ること。(。。)☆\バキ
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by agharta_u_design | 2011-07-18 11:34 | Y様工場増築工事

ふとんかご工法

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法面復旧工事

先々月末頃に雨が3日間降り続いた翌日に法面が崩れてしまった。充分な空地を設けていたので建物にも人にも被害がなかったのは幸い。工事中にも水が染み出している箇所があったので暗渠を設けてそれなりに処理していたのだが、それとは違う場所から滝のように水が流れ出し、小川になっているのはまさに想定外。崩れていない部分でも法尻が水を孕んで浮いていてしまっていた。

早速、土木を担当して頂いた会社をお呼びして対応策を審議。新たに法面を整形しても同じ結果を繰り返すことになるだけなので、今回は表題の「ふとんかご工法」と新たな側溝を追加するということに決定。しかし、このふとんかごに入れる割栗石が受注生産の上に震災地に優先されるので、納品までに発注後3週間程度掛かるというのも想定外。まぁ、被災地では住宅だけじゃなくこういう法面が崩れている箇所も多数あるだろうから当然と言えば当然か。

唯一気になっていたふとんかごを施工した際の景観だが、予想よりは遙かに自然な感じをしており満足。クライアント様にも気に入って頂き、「最初からこうすれば良かった」と言われてしまう始末。(^_^;) 先日の夕方からの集中豪雨にもびくともせずせっせと排水してくれていたので結果もオーライ。メイン工事はほぼ終了しているので、梅雨の残雨も安心して眺めていられる。(^_^;)
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by agharta_u_design | 2011-07-06 12:39 | Y様工場増築工事

補修工事

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補修工事

外部壁材のジョイント部分に充填していたバックアップ材が何故は短く縮んでしまっている箇所が多数散見されるようになってしまった。高断熱、高気密を狙って施工していたものだけにこの状況は好ましくない。しかし、夏場に施工して寒い冬場に縮んでしまうというのは判るが、その逆というのはなかなか原因を理解しがたい。恐らくは施工する際にバックアップ材を引っ張ったというのが原因だろうということで一件落着。

冬場の間は気付かなかったのだが、この時期になるとそろそろ虫の活動が活発となり、給気フィルター越しに工場内に虫の侵入が絶えなくなった。さすがにこの状態は精密機器の組み立て作業には好ましくないので、改めてフィルターボックスを設置して更に目の細かいフィルターを設置出来るようにした。まぁ、作業内容的にはそれほど時間の掛かるものではなく、クライアント様へのご迷惑も最小限ですんでひと安心。

さて、もう一つ気になっていたのが、今回の工事で造成した法面。予定通り雑草が生い茂り始めているのを確認出来て嬉しい。この調子なら夏には裏山の雑木と見境が無くなり、一体感が出てき、より自然に近い形に仕上がってくれそう。こうなると空調の室外機をかなり無理して目に入らない場所に移動させたことは間違いなかったと実感出来る。梅雨明けの頃にもう一度訪れる機会を是非とも作りたい。
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by agharta_u_design | 2011-05-04 12:22 | Y様工場増築工事

完成!

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建築、外構とも無事竣工!\(^o^)/

クライアント様と何ヶ月もプレゼンを重ねてやっと完成した図面、その図面を元に地獄のような酷暑の中で続けられた工事、それらを思うとこの瞬間は感慨深い物があるのだが、その割には出来上がった物はなんの変哲もない普通の工場というのに拍子抜けする。(^_^;) う~ん、なんかちょっと複雑だ。

まぁ、設計のポイントは出来上がってしまったら見えない部分が中心なのでそれは仕方ないことか。建物の振動を床に伝えない構造、完璧ではないにしてもかなりのレベルの高気密高断熱、吸音性能の向上という部分が主なところ。ナノ・レベルの精度を要求される作業をする為には、この辺りがしっかり担保されていないと内容にバラツキが出て商品にならないらしい。発想的にはクリーン・ルームに近いかな。その他にも随所に細かい工夫が施されているのだが、やはり見た目は普通。(;´д⊂

出来上がったらすぐにでも稼働するのかと思っていたが、取り敢えず一ヶ月ぐらいはエアコンを24時間稼働させて、室温がある一定に落ち着くまで試運転期間が設けられるそう。本来は湿度まで管理されたいそうだが、ある一定の許容範囲内での上下は精度に支障なしということで大目に見ているそう。どこの工場も見た目は余り変わり映えしないが、使用目的により要求される性能は様々という当たり前のことを痛感。また、クライアント様の思いも千差万別、いかにそれらを設計に反映していくか、住宅とはまた違ったいい経験となった。

貴重な経験、設計をさせて頂けたクライアント様、設計協力を頂いた設備、構造事務所、施工に全力を頂いた施工会社、全ての方々に感謝致します。m(_ _)m
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by agharta_u_design | 2011-03-01 13:18 | Y様工場増築工事

外構工事7

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舗装工事(路盤工+プライムコート)

砕石を丁寧にならして転圧しながら仕上げていく。まぁ、施工面積も知れているのであっと言う間に終わってしまう。それにしても凹凸が無く綺麗に仕上げられている路盤工は見ているだけで気持ちがいい。やはり信頼出来る施工業者というのは、こちらが指摘する前に自社チェックで既に手直しが済んでいる。以前、上場ゼネコンとご一緒させて頂いた時もそのかなり厳しい自社チェックに感心させられたほど。

路盤工が完成するとアスファルト合材が定着しやすくする為にプライムコートという処理を行う。これは路盤面に対してアスファルト乳剤という液体を散布する作業。通常、路盤面の状態にもよるが1~2L/㎡が妥当とされているようだが、その根拠が何なのかは不明。(笑) 公共工事だとこの乳剤の伝票と施工面積を比較したりするのだろうが、さすがに民間工事ではそこまではしない。

それにしてもこのアスファルト乳剤、なかなかやっかいな代物で、衣服に付着するとずっとネチャネチャとしているし洗濯しても落ちない。灯油等で洗ってやっと少しはましになる程度か。以前、バイト中にこれを頭から全身に浴びてしまったことがある。(笑) その場で軽油か何かで頭髪と顔面を洗った悲しい過去を思い出してしまった。その後、自宅に戻って再度、灯油で洗い流したが、頭髪はバサバサ、顔の皮膚はパサパサになってしまった。今思えば労災を申請して貰うんだった。(。。)☆\バキ
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by agharta_u_design | 2011-02-25 13:21 | Y様工場増築工事

外構工事7

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舗装工事(路床工)

外構工事もいよいよ最後の舗装工事。やっかいなのは既存のアスファルト面と新規のアスファルト面をどう折り合いを付けて水勾配を決めるか、ということ。出来るなら全面を計画し直せば一番良いのだが、それは余りにも無謀というもの。各地点レベル測量をして最終の高さ、水勾配を決定。一部、視覚的に歪んで見えるような箇所もあるが、大事なのは「水たまりが出来ない」こと。

駐車場なんかだと砕石t=150mm+アスファルトt=50mm程度必要なんだろうが、車が通過する場所でもないので砕石t=100mm、アスファルトt=30mmで設定。基本的には一度掘削して盛り土をしている部分なので、転圧による沈下分を想定して土の鋤取りをする。途中、何カ所か凹んで見える部分は、雨水用の排水管を埋設する部分。縦樋から直接、側溝に流すようにした。

舗装工事を見ていると、中学、高校時代に舗装工事のアルバイトに出掛けていた頃を思い出す。アルバイト先が両親の知り合いだったこともあるし、喫茶店なんかでバイトするよりははるかに時給が良かったのもあって夏休みや春休みにはちょくちょく出掛けていた。楽しかったような気がするのは気のせいで、本当はかなり辛かったんじゃないかと思う。この辛いバイトを乗り越えると新しいギターが買える!というのだけが、心の支えだったかも知れない。(。。)☆\バキ
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by agharta_u_design | 2011-02-21 12:55 | Y様工場増築工事

外構工事6

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法面養生

仕上がった法面をそのまま放置しておけば、いずれは雑草が生えだして自然な感じになるんだろうが、それでも法面へ一斉に雑草が生えるなんて事は有り得ない。ということで、法面の養生を兼ねて埴生シートを施工した。一応、シート全面に種子が吹き付けられているので、少なくともまだら模様に生え出すということはない。ちなみになんの種子が吹き付けられているのは企業秘密らしい。(笑)

種子が発芽して生えそろうだろう梅雨時期には、バックの雑木林と相まってかなり自然な見栄えになるだろう。そうすればコンクリート製の擁壁よりはこちらの方へ視線が向かうだろうから、この工場がこの地へ建設された当時の「自然に溶け込んだ工場」という理念はなんとか守り通せそうで安心。しかし、その頃には既に私は関係者じゃなくなっているので、勝手に敷地内に入って仕上がりを確認していると不審者としてセコムに通報されるのも間違い無し。(;´д⊂

ということで、なんとかここまで無事故で工事が進んできたのは神に感謝したい心境。実際は工事関係者一人一人の方々の細心に注意があったればこそ為し得たことだと思う。残りもあと僅かだが無事故、ノークレームで工事を終了したいものである。といっても、私には「気を付けて下さいね♪」ぐらいしか掛ける言葉がないのだが。(。。)☆\バキ
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by agharta_u_design | 2011-02-15 13:07 | Y様工場増築工事

外構工事6

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法面造成

大きな現場ならもっと大きなユンボで先端も法面用のものが付けられているのだが、この程度の規模だと小さめのユンボに先端も通常のバケットで施工する模様。その横で人力で整えて、最終の仕上げとする。しかし、これが手作業とは思えない見事な仕上がりに感心。寸法的には間違いない法面勾配でも、視覚的におかしければそれに合わせて調整していく辺りはまさに職人芸。

設計監理者という立場的に元請け、下請けの現場管理者としか話をしないようにしているのだが、こればかり思わず声を掛けて色々話を聞き教えて頂いた。あっ、これは私が偉そうにしている訳ではなく、工事の指揮系統に関わる問題なので、なるべくならご迷惑を掛けないように遠慮しているという私の奥ゆかしさとでもいうべきもの。(。。)☆\バキ いや、何度も書くけどさすが「餅は餅屋」。

それにしても仕上がりの美しい物を見ていると気持ちがいい。図面なんかでも昔の手書きの頃には「いかに図面っぽい文字」を書くかがその美しさを左右していたが、今から考えれば読みにくいだけで見る気にもなれない。(^_^) 文字が汚い私が20年前にCADが普及し始めた頃、CADに飛びついたのは言う間でもなし。あっ、外構工事の話がいつの間にか図面、CADに・・・失礼しました。(。。)☆\バキ
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by agharta_u_design | 2011-02-11 19:08 | Y様工場増築工事