スナックパイン&大石早生
2012年 08月 04日
スナックパイン@沖縄産
昨年、blogでパイナップルを取り上げた際に調べたところ、沖縄でも国産のパイナップルが栽培されている事実を知ったが、さすがに私ごときが手の出る値段ではないと思ったし、なによりこの辺りに流通するわけはないと諦めた瞬間にその存在も忘れていた。しかし、今年になってなんと近所のハピーズに登場したではないか、これを買わずしてどうする、ちゅうことでお買い上げ。
調べたところ、ボゴールパインというのが正式名称だが、スナック菓子のように手でちぎって簡単に食べられるところからスナックパインという呼び名が定着した模様。産地は沖縄本島の中でも一際自然が色濃く残るエリアの北部やんばるエリア、同じ日本といっても気候分布的には亜熱帯といったところか、それなら生育していても不思議はないか。
普段食べ慣れている輸入物と比較すると、甘み、酸味などの味的にはそれほど変わるところはないが、食感は明らかに違った。こちらの方が繊維質が明らかに多いような食感で、これはこれで面白い。むしろこの程度は違いがないと「国産パイナップル」を食べているという喜びを感じられない。収穫期間が石垣島産が4月中旬~6月上旬、沖縄産が6月中旬~7月下旬頃ということなので、来年も是非とも楽しませて頂こう。
大石早生スモモ
早いところでは5月下旬頃から収穫を始め、7月上旬頃に最盛期を迎える。黄緑色の果皮は成熟にしたがって赤く染まり、完熟すると果皮全体が鮮紅色に染まるのが特徴。福島県の大石氏が育成し1952年に登録された品種で、親は「フォーモサ」×「不明」。不明種は「ビューティー」とみられている。
食感はやわらかでジューシー、さっぱりとしたさわやかな甘酸っぱさが口の中に広がります。濃厚さはないが、これを食べると梅雨に入る覚悟がしなければならないと思ってしまう。今年は何種類のスモモを楽しめるのだろうか。スモモのシーズン突入!