安藤忠雄建築研究所
2011年 12月 12日
そのものずばり、安藤 忠雄氏のオフィス。
何年か前、友人が梅田界隈の散歩に連れて行ってくれた時に偶然、発見。私が建築設計をしていること、安藤忠 雄氏の「住吉の長屋」にショックを受けたことを知っていた友人の計らいだったのかどうかは不明。訪れた当日は土曜日だったせいか人の気配を感じなかったのだが、週休二日制が採用されているとは俄には信じ難い。いや、このクラスになると労働基準監督署の指導もあるのかもしれない。(^_^;)
オフィスの中は何度かTV番組で見たことあるのだが、フロアーを下降するのには避難器具の滑り棒が本当に使用されているのには驚いた。いや、確かに合理的ではあるのだが、手荷物等がある場合はどうするのか疑問。まぁ、そういう時には階段を利用するから問題無いのか。それにしてもさすがにこの歳だと滑り棒は本当に手が滑ってしまいそうで恐怖を感じる。(笑)
大学卒業時の就職に建築家のアトリエに就職するか、普通の企業事務所に就職するか悩んだことがある。同級生が高松伸氏のアトリエ就職が決まった時、「どうせアトリエから帰ることはないのでアパートは借りても無駄。」と言われたという噂を聞き痺れたことがある。また安藤 忠雄氏も所員に対してコンパスを投げつけると雑誌に語られていたのを読んで絶望的な気持ちになった。そうして企業事務所に就職したのだが、いやいやどうして、建築学科を卒業しただけのただのド素人を待ち受けていたのはやはり生き地獄であった。(^_^;)