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六甲の集合住宅  

2011年 05月 09日


設計:安藤忠雄+安藤忠雄建築研究所

少なくとも私には衝撃的だった「住吉の長屋」-雨ざらしの中庭を持ち、各部屋への移動には必ずこの中庭を通らなければならない-でデビューされた安藤忠雄氏のやはり衝撃的な作品。当時の1種住居専用地域に突如現れた高層マンションにはド胆を抜かれた。デザインの素晴らしさもあることながら、10Mという高さ制限の中でどうやったこんなものが建つのか本当に不思議だった。

その後、建築雑誌等で各階がそのまま積み重なっていくのではなく、約60度の斜面を雛段上に造成された地盤面の上におのおの建てられていことを知ったが、まさにコロンブスの卵状態。今でこそうこういう考え方を行政も納得してくれるが、当時、安藤氏がどれほど行政と戦われたことか。(笑) まぁ、この辺りのことは当時のTV番組や講演会でも良く披露されていたのを覚えている。

'83年に竣工した第一期、その後も'93年に第二期、'99年に第三期が建てられているが、それぞれオーナーが異なっているというのは驚きだが、それぞれが相互に行き来が出来る動線、積極的に緑化を取り入れた共通のデザインというのも驚き。まぁ、それこそが安藤氏らしい手法なのであるが。

by agharta_u_design | 2011-05-09 12:35 | 建築鑑賞 | Trackback | Comments(0)

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