'79年 Gibson LP STD CMT
2011年 04月 08日
WARRANTY CARDを発見!
このギターの素性を知りたくて何年も掛かって調べ、やっと昨年ぐらいに正体が判明したと喜んでいたが、なんと、先日、ケースの中から登録証等の当時の添付資料が軒並み見つかってしまった。(笑) 基本的にこの手の書類なんて物は購入後一番最初に棄てるもんだと思っていたし、実際そうしていたのでケースの中なんて探すなんて事さえ思いつかなかった。(^_^;)
当時の購入金額、ギターの特徴等から間違いなく「CMT」だと判っていても、こうやって正式にGibsonが発行したWARRANTY CARDが残っているというのは、お墨付きでも貰ったような気分でちょっと嬉しいかも。(^_^;) あちこちググってみてもこのギターを新品で購入して現在に至っている方はほとんどいらっしゃらないようなので、ひょっとして現存するものもこれぐらいじゃないかと思うとやっぱり嬉しい。(笑)
しかし、この'70年代のギターが評判が悪いのも事実。Gibson自体が大きくなるにつれて、製作過程も大幅に機械化、合理化され、熟練工を必要としない工程になっていった。それでも個人的にはリイシューの製作に踏み出す'80年代のものより、より時代を反映している'70年代の楽器の方に愛着を感じてしまう。メイプル・ネックから弾き出される独特の明るい乾いたトーンは再評価されるべきだと心より思う。